【会話術】沈黙は気にする必要なし
みなさん相手と会話する時、どうしても話が途切れて”シーン”となることがあると思います。
この沈黙が身内、友人、気心のしれた仕事の同僚などであれば別に気にする必要もありませんが、
その相手が街コン、婚活パーティーなどでマッチングした相手だった場合、こう考えることがないでしょうか?
「俺の話に全然興味無さそう…!?ヤバイ、早く違う話題を振らないと」
「さっき振られた話、返し方間違ってた…!?」
過度な沈黙拒否の状態に陥り、とにかくなんでも話さないといけないと焦ってしまう…
そうして発せられた言葉で、実は相手の地雷を踏んでしまうこともあるでしょう。
なので、今回は【相手との会話で入る沈黙は、気にする必要無し!】ということを言い切っておきたいと思います。
そもそも、みんな沈黙が怖いのは、沈黙状態になったときにどうしたら良いかわからなくなるからです。
あなたと相手は会話のプロでもなく、会話がテレビのように合間合間をカットでつなぎ合わられていることもありません。
よって、沈黙になった時どうするか?準備さえしておけば会話で沈黙があってもOKなんです。
今回は【会話の途中で”シーン”となった時のおすすめ行動3選】というテーマで解説します。
- 背伸び、腕を伸ばす、座り直す(身体をほぐす)
- 周りを見渡し、現状を把握する
- スマホの質問したいこと、話したいことのメモを見直す
緊張で硬直した姿勢を一度リセット
交際前の異性との会話は、どのようなシチュエーションでも緊張します。
もちろん脳はフル回転で話題を捻出して疲労していると思いますが、あなたの身体も思っている以上に疲労しています。
なので、沈黙の間に1度リラックスし、姿勢をリセットすることが大切です。
「いやいや、全然自分は疲れていないし大丈夫」
と思ったとしても、必ずやってください…【相手のために】
仮にあなたがコミュニケーション力MAXの会話のプロだったとしても、相手はそうではありません。
そもそも次の約束に繋げられるようにするためには、相手にどのような感情になってもらえば良いでしょうか?
「あの人ともう1度会ってみてもいいかな?(会いたいな)」
と思ってもらえることが第一優先事項です。ただ相手の疲労をお構いなしで話し続けたとして、
「あの人と話すと楽しいんだけど、疲れるな…(会うのが億劫)」
となってしまうと元も子もないというわけです。
具体的な体のほぐし方、姿勢の正し方は、以下のような行動が良いでしょう。
- 腕伸ばし
- 背伸び(男性の場合)
- 椅子の座り直し(背もたれに寄り掛かりNG)
- 肩回し
そして、自分が以下のような身体の状態、姿勢になっていた場合、修正した方が良いでしょう。
- 極度に前屈み(相手を威圧してしまいます)
- 机や片方の腕に肘をつく(話に興味がないように見られます)
- 腕組み、足組み(男性注意!相手を拒絶する姿勢です)
身体をほぐす+αになりますが、おすすめ行動です。
もし相手が対人慣れしておらず、極度に緊張している様子であなたが男性の場合としましょう。言葉をかけます。
「〇〇さん、緊張してる?そんなに気を使わなくていいよ!」
と気遣った(つもり)の発言は、ダメな例です。
「ヤバイ、緊張しているように見られてる!?なんとかリラックスしないと…」
逆に相手を緊張させます。そうではなく、あくまで緊張しているのは自分で
「いやーやっぱり初めて二人きりで話すときは緊張しますね」(身体ほぐしながら)
こう発言すると相手はとても安心します。そうして、相手も緊張をほぐす行動にうつします。
店を選んだり、道を調べたりするのだけがリードではなく、
こういった言葉による心理状態のコントロールもリードのひとつです。
ランチ、カフェデートで長居は禁物!?
会話の途切れめで、話題の共有できる物を探す、周りの状況を確認するのも良いです。
例えば相手と話している場所が、カフェなどのお店の場合、
おすすめで貼ってあるメニューや凝ったレイアウトが目に入った場合、話題にしてみるのも良いです。
「渡り蟹のスープパスタだって、美味しそう。〇〇さんはスープパスタ好き?」
「あのテーブル、変わった形しているね。お店の人がDIYしたのかな?」
特に個人経営のお店であれば、何かしらのこだわりがあるはずなので、ぐるっと周りを見渡してみてください。
また、お店の周りのお客がどんな状況か、確認することもおすすめ行動です。
いきなりですが、みなさん【お店を出るタイミング】を決めていますか?
初めて食事の相手とは1時間、その日による、など色々あるでしょう。
特に決めていない人は、【周りのお客に合わせる】というのも一つです。
例えば、隣の席のお客が入る→会計のサイクルが2〜3回続いているようであれば…それはお店に居座りすぎかもしれません。
またお店に入った時は十数人いたお客も、今は自分達だけ…となっていた場合も、やはり長すぎかもしれません。
会話に盛り上がっている時は無理に切る必要はないのですが、
前に書いたとおり相手を過度に疲れさせないことが第一条件です。
なかなか出るタイミングを決められない人は、
「(みんな会計しているな…)そろそろお店出ましょうかーいい時間ですしね」
周りと合わせてみると、相手からの周りをよくみている人だと、好印象かもしれません。
聞きたかったことが聞きそびれないように
話が相手と思った以上に盛り上がったときは注意です。
特に相手がコミュニケーション能力が高く、自分に合わせてくれる場合です。例えば、
「△△さん、脚の筋肉がすごくついてますけど何かスポーツされているんですか?」
「週末、友達とよくバスケしているんですよ。高校の時バスケ部で…」
「そうなんですね!富山だとバスケチームのグラウジーズ強いですよね!?」
「先月も試合観に行きましたよーやっぱり実際に観る方が迫力ありますね」
「へー!!いいですね、やっぱりスポーツは生で観るのはいいですよね、実際に観るといれば…」
(以下エンドレス…)
男性の場合、上記のようなやり取りをして帰った後「話が盛り上がった」という感想を持つかもしれません。しかし盛り上がったというよりは、
【女性の雑談力が優れていた】ということになります。
女性の場合、帰った後の感想は
「(あまり私のことを聞いてくれない男性だったな…)」
「(なんか今日はすごく疲れたな…次はどうしようかな?)」
こういう感想を持っている可能性があります。男性からすると、
「えー、ただ聞かれた質問に答えていただけなのに…」
と言いたくなる気持ちもあると思います。
では、そもそもなぜ相手の女性がエンドレスに会話を盛り上げてくれたか?
相手の女性も沈黙が怖いんです。
会話の性質上、質問→回答→質問…のエンドレスは会話の途切れがなく進んで行きます。
よって沈黙が入りづらいため、そうして(くれて)いる可能性があります。
質問されているあなたは、回答しているだけではダメです。ではどうするか?
前日までに、今までしていたLINEのやり取りから相手の興味関心についての質問を3つか、
あなたが交際相手に求めることに関する質問を3つ、
選んでスマホのメモか何かに控えて、すぐに見れる状態にしておくことです。
もしくは、デート合間時間にリマインダー通知が来るように設定しておくことも良いです。
これをすることで、片方が質問し続ける状態を回避することと、相手に聞きたいことを聞きそびれることがなくなります。
頭には「今日はこれについて質問しよう!」と決めていても、相手と顔を合わせて話始めると、すぐに飛んでしまいます。
どれだけ相手がコミュニケーションおばけでも、どこかで必ず沈黙は来ます。
沈黙を会話の主導権の交代タイミングだと思い、有効に使いましょう。
今回のまとめ
今回は、【相手との会話で入る沈黙は、気にする必要無し!】というテーマでおすすめ行動を3つ紹介しました。
慣れない相手との会話は、自分だけでなく相手も緊張しています。自分から積極的に自分の身体をほぐすことで、相手をリードしましょう。
話題の途切れた時は、周りを見渡してみてください。相手と共通の話題を見つけ、新しい会話につなげましょう。
沈黙は【質問→回答】の攻守交代タイミングかもしれません。必ず前準備は怠らないようにしてください。
「前日でなくても、当日お店の駐車場に着いたらでいいでしょう…」と行った謎の余裕を持つのは厳禁です 😫
これでみなさん、沈黙に対しての怖さは薄れたと思います。どれも簡単にできることなので、是非お試しください!
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貴重なお時間ありがとうございました。よかったら他記事も是非見てください^^