【評価を上げる】上手な相手のディスり方
今までの私の各記事内容は、
どんな女性男性でも、生まれ持った素質、才能が無くても
(いわゆる自分のような平凡な人間でも)すぐに使ってもらえる婚活術でした。
しかし今回の記事に限っては、「実践するのは難しい…」と
読んでいるみなさんは難しいと感じるかもしれません。
自分もそう思って書いています。そして、書いている自分も今から書く内容は100%実践できていません。
ただ、もしこの記事の内容を実践することが出来れば、
あなたは相手から必ず覚えてもらえる存在になると思います。
少し引き伸ばしましたが、今回は相手の上手なディスり方というテーマで話していきます。
営業の南田さん、エンジニアの北川さん
もう退職した自分のIT関連会社の先輩に、
南田さんと北川さんという男性の先輩がいました(どちらも仮名です)
この2人はとても良いコンビで、若い時は2人で一緒に難しい案件をこなして、会社の主力社員だったそうです。
なぜ良いコンビだったかというと、お互いの長所・短所を生かし、補っていたからです。
南田さんはお客さんの前で話したり、折衝・交渉業務をしたりは得意ですが、
細かい仕様の調整や技術的な課題の解決は苦手。
北川さんは問題解決能力は高く、細かい部分まで目が行き届く性格でしたが、
お客さんと打ち解けたり、交渉を優位に進めたりすることは苦手。
お互いがお互いの性質を把握して、スムーズに業務を進めていたため、いいコンビだったというわけです。
自分はこの2人と仕事をしていて、2人の交友関係・コミュニケーション手段の違いに気付きました。
ディスる南田さんのコミュニケーション
南田さんは、先輩・後輩・上司誰であっても、会話の中で適度なスパイスとして、【軽く】ディス発言を入れていました。
例えば、南田さんと上司のA部長との会話です。
南田「そういやA部長、この前スピーチで健康に気を遣うために、
ジム行き始めたって話してましたよね?続いてるんすかー?」
A部長「そうなんだよ、結構続いてて2ヶ月くらいかな。割と身体の調子はいい感じだよ」
南田「そうなんすねーその割には、このお腹全然変わりませんね(笑)(お腹を突きながら)」
A部長「おい南田、それを言うなって…内臓脂肪はこれからなんだよ!」
南田「失礼しましたー(笑)でもジムいいですよね、自分も最近お腹出てるんで、今度会社帰りに一緒に行きますかー」
A部長「おう、そうするか。またな。」
・・・・・
黄色線がディス発言ですね。
おそらくディス発言に慣れていない人が見ると、ハラハラする内容ではないでしょうか?
「部長にそんな失礼なこと言っても大丈夫か??」
大丈夫なんです、南田さんであれば。
このディス発言は親密度をグッと上げるためには、非常に有効かつリスキーな方法です。
南田さんが凄いところは、このディス発言が失礼にならないような
普段のキャラ付け・地盤を作っているところです。
A部長「こいつ気になることをズケズケと…まあでも、お調子者の南田だしな」
と部長も思っているわけですね。評価のマイナスになっていないわけです。
もし、北川さんがA部長と同じシチュエーションであればどうするでしょうか?
ディスらない北川さんのコミュニケーション
北川「A部長、そういえば前スピーチで話していたジムどうですか?」
A部長「ん?どうと言われても…まあ、続いているしいい感じだよ、結構身体の調子もいいしな」
北川「そうなんですね、ジムって結構続かないと言われてますけど、部長はさすがですね」
A部長「そうかな?まあまだ2ヶ月だしね(なんでジムの話してきたんだ…?)」
北川さんの発言、質問はリスクをとらなすぎるコミュニケーションのため、
当たり障りなさ過ぎて中身ない会話・意図のない質問になってしまっているんですね。
このコミュニケーションが上司相手でなく、異性だったとしたら…
相手からは【つまらない】【よくわからない】人間と思われてしまう可能性がありますね。
リスクを取らず、念入りに相手を傷つけない・怒らせないようにしたつもりでも、
返って相手は自分から離れてしまっていると言うことになります。
別に弁明するつもりはありませんが、北川さんは非常に良い先輩です。
仕事の指示や教え方は非常に丁寧でしたし、自分も南田さんよりは北川さんとの方が仕事はしやすかったです。
ただし現実として、南田さんは既婚。北川さんは婚活を頑張っていますが、なかなか交際相手は見つからずでした。
【コツ】上手なディスり方【3選】
さて、南田さんの話に戻します。
上記に挙げた例から、上手なディスり方のコツとして、以下3つが挙げられます。
- 軽いディスくらいなら問題ない関係を築く
- ディスで終わらずに、最後は肯定的な発言で終わる
- 自分も同じです、と付け加えて1人にしない
まず、相手が年上・年下関係なく、ある程度の親密度の地盤は必要です。
ディス熟練者なら今までの経験から可能ですが、関係が浅い時からディスるのはリスクが高過ぎます。
なので、【自分はディスるキャラですよ】と言う評判が行き届いている環境、
または相手とある程度の信頼関係を構築した後でディスるようにして下さい。
次に大事なのは、決して去り際のディスや会話をディスで締めることはしないことです。
南田さんの例だと、いったんA部長のお腹をディスった後、フォローを入れた上で会話を締めています。
いくら信頼関係を築けているとしても、最後にディスられると相手はモヤモヤの行き場を失って悶々とします。
最後にディスった相手を1人にしないことです。
他の人もそうなので気にせずにーと言うのも良いですが、一番使いやすい比較対象は自分です。
南田さんの例は、【自分もお腹出ているので、人のこと言えないですからー】と
あえて自分を道連れにしているわけです。
最後に一緒にジムで頑張りましょうと次に一緒にジムへ行く約束も取り付けて、
次の会話とやりとりへの楔、今回質問した話の意図を明確にしているわけですね。
今回のまとめ
さてここまで読んで、みなさんは実践できそうでしょうか?
【いやちょっときついな…】と思った人は、冒頭でも話した通り、すぐに実践しなくてもOKです。
南田さんのディスり方は、訓練意外に才能が締める部分も大きいため、誰でも真似できるものではありません。
もし実践が難しそうだと感じた人は、以下2つだけ持ち帰って下さい。
- ディスることは100%悪いことではない
- ディスることはコミュニケーションにおいて武器になる、ただし取り扱い注意
みなさんが婚活に行き詰まった時、交際相手と相手ともっと仲良くなりたいと思った時
この記事に戻ってきて、上手なディスり方を身に付けてくれたらと思い、今回の記事は終わります。
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貴重なお時間ありがとうございました。よかったら他記事も是非見てください^^